キャンプの醍醐味のひとつは、自然の中でゆったりとした時間を過ごすことですよね。
しかし、キャンプ場での睡眠は、意外と快適とは限りません。硬い地面、夜の冷え込み、さらには虫や動物の音など、都市部とは異なるさまざまな要因が快眠を阻むことがあります。
そこで今回は、キャンプでの快眠を実現する方法についてご紹介します。
この記事を編集した人 ヤマモト
『時代はアウトドア』と豪語して早4年。今年で36才。コロナ禍も明けてきて少しずつアウトドアの需要も増してきてなぜか気分も高揚。アウトドア系の紹介をしていますので以後お見知りおきを。
キャンプでの快眠を阻む要因
キャンプでの快眠を追求するためのヒントとして、まずはその障壁となる要因を知ることが大切です。
自然の中でのキャンプは、日常とは異なる環境下での睡眠を求められるため、予想外のトラブルや不快な体験が待ち受けていることもあります。
例えば、都市部のベッドとは異なる硬い地面。この地面が快眠の大きな敵となることが多いのです。テントの下には小石や土の凹凸があり、それが体を圧迫し、熟睡を妨げることがあります。
また、キャンプ場の選び方やテントの設置場所によっては、地面の硬さを感じることが増えるかもしれません。ここでは、硬い地面がキャンプでの快眠をどのように阻むのか、そしてその対策方法について詳しく解説していきます。
硬い地面
キャンプの醍醐味は、自然の中で過ごす時間ですが、その自然環境が快眠の最大の敵となることも。特に硬い地面は、キャンプでの快眠を阻む大きな要因の一つです。都市部での快適なベッドとは異なり、キャンプ場の地面には小石や土の凹凸があります。これらが体を圧迫し、一晩中不快な寝心地をもたらすことがあります。
また、地面の硬さは体の一部に負担をかけ、翌日の体の疲れや筋肉痛の原因となることも。特に腰や背中、肩などが地面の凹凸によって圧迫されると、深い眠りが得られず、疲れが取れないことが多いです。さらに、地面の冷たさが体を冷やし、中途覚醒の原因となることもあります。
寒さ
夜間の気温が大きく下がる山間部や秋から冬にかけてのキャンプでは、寒さで目が覚めてしまう経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
寒さは、体温を下げ、深い眠りを妨げます。体が冷えると、血流が悪くなり、筋肉が緊張します。これが不快な目覚めや疲れを引き起こす原因となります。また、寒さで体が固まってしまうと、翌日の活動にも影響が出ることがあります。
虫や動物の音
キャンプの魅力の一つは、自然の中での心地よい眠りですが、その自然の中には虫や動物の音が絶えず存在します。夜中に聞こえる虫の鳴き声や、遠くで鳴く動物の声。これらの音は、都会の喧騒とは違い、自然のリズムを感じさせてくれますが、一方で快眠の妨げとなることも。
特にキャンプ初心者や都会育ちの方にとっては、未知の音に驚き、眠りが浅くなることも。また、夜中に突然聞こえる大きな動物の声や、テントの近くを歩く動物の足音に驚くこともあるでしょう。
しかし、これらの音を恐れずに、むしろ自然の一部として受け入れることで、より深い眠りへと導かれることもあります。
キャンプでの快眠を実現する方法
キャンプは自然の中での非日常を楽しむ最高の機会ですが、その楽しみを最大限に味わうためには、しっかりとした眠りが欠かせません。
- 適切な寝具を選ぶ
-
地面の硬さや冷たさを和らげるためのマットや、気温に合わせた寝袋の選択は必須です。また、テントの位置や風向きも快眠の鍵となります。風を避ける場所や、木陰などの涼しい場所を選ぶことで、より快適な眠りを迎えることができます。
- 環境音対策をする
-
虫や動物の音は自然の一部ですが、それに慣れるまでの間は耳栓を使用するのも一つの方法です。リラックスできる音楽やホワイトノイズを流すことで、外部のノイズをカバーすることもできます。
- 体調を整える
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キャンプの日中はアクティブに活動することが多いため、夜になると疲れがたまりやすいです。適度な休憩や、夜になる前の軽いストレッチで、体の疲れを和らげることが大切です。
- 心の準備をする
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キャンプでの眠りは、日常とは異なる環境でのもの。その変化を楽しむ心構えを持つことで、より深い眠りを迎えることができるでしょう。
キャンプでの快眠は、少しの工夫と準備で手に入れることができます。ぜひ、これらのコツを参考に、キャンプでの快適な睡眠を実現してください。
キャンプでの快眠を実現するおすすめ寝具10選
ここからは快眠を実現できる寝具のうち、特におすすめの10商品をご紹介します。
1.【スノーピーク 2023 春の野遊びセット】 エントリーシュラフスターターセット
項目 | 詳細 |
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商品名 | 1 エントリーシュラフスターターセット |
ブランド | snow peak |
価格 | ¥11,000 税込 |
機能 | – |
サイズ | 使用時サイズ:78×196cm(1枚当たり) 収納時サイズ:49×38×20cm(1枚当たり) |
素材 | 表生地/68Dポリエステル 裏生地/68Dポリエステル 中綿/ポリエステル |
重量 | 1.8kg(1枚当たり) |
商品説明
2つをつなげて大きなシュラフに、収納ケースに入れるとクッションにもなるシュラフのセットです。
2.厚型エアー式マットレス
項目 | 詳細 |
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商品名 | 厚型エアー式マットレス |
ブランド | IGNIO |
価格 | ¥5,999 税込 |
機能 | – |
サイズ | 使用時サイズ:183×67×7cm |
素材 | ポリエステル・オープンセルPUフォーム |
重量 | – |
商品説明
あらゆるシーンに対応する厚さ約70mmの厚型エアー式マットレス。厚型仕様、地面からの冷気や違和感を軽減、バルブを開けると自然に膨らむインフレータブルマットレス。車中泊、災害時などにもおすすめです。
3.ナンガ オリジナルオーロラ750
項目 | 詳細 |
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商品名 | オリジナルオーロラ750 |
ブランド | NANGA |
価格 | ¥41,800 税込 |
機能 | 高い防水透湿性 |
サイズ | 使用時サイズ:215×80cm 収納時サイズ:25×25×40cm |
素材 | 表生地/オーロラテックス 裏生地/20dnナイロンタフタ 中綿/ホワイトダックダウン80% 20% |
重量 | 1.5kg |
商品説明
オーロラテックスを採用し、防水ながらも高い透湿性を持つことで、快適な寝心地を提供します。
4.スノーピーク セパレートシュラフ オフトンワイド LX
項目 | 詳細 |
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商品名 | セパレートシュラフ オフトンワイド LX |
ブランド | snow peak |
価格 | ¥26,400 税込 |
機能 | 季節に応じて使い分けができる |
サイズ | 敷/1050×2100 掛/1100×2000 収納時/直径340×560 |
素材 | 表地/40Dナイロンリップストップ 裏地/TCコットン 中綿/アモノフォロファイバー |
重量 | 3600g |
商品説明
家の布団のように掛けと敷きが別々になり、季節に応じて使い分けができるモデルです。
5.スノーピーク キャンピングマット2.5w TM-193
項目 | 詳細 |
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商品名 | キャンピングマット2.5w |
ブランド | snow peak |
価格 | ¥30,800 税込 |
機能 | 寝返りをうっても落ちにくいワイドモデルのキャンプ用マット |
サイズ | 収納サイズ:Φ20×85cm |
素材 | 表地/75Dポリエステル 裏地/75Dポリエステルノンスリップ加工 インナー/TPUフォーム バルブ/ABS樹脂 |
重量 | 1.9kg |
商品説明
寝返りをうっても落ちにくいワイドモデルのキャンプ用マットです。グランドオフトンシングル1000の掛布団や、グランドオフトンシングルマットカバーに互換性があります。6.2cmの極厚タイプ。
6.コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ : ネイビー
項目 | 詳細 |
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商品名 | マルチレイヤースリーピングバッグ : ネイビー |
ブランド | Coleman |
価格 | ¥10,990 税込 31%OFF |
機能 | 4シーズン対応のビッグ&トール寝袋 |
サイズ | 使用時サイズ:90×200cm |
素材 | 表生地/ポリエステル 裏生地/ポリエステル 中綿素材/ポリエステル |
重量 | 4.9kg |
商品説明
これひとつでキャンプの夜はいつでも安心 4シーズン対応のビッグ&トール寝袋。3レイヤー構造。各レイヤーの組み合わせによって、下限温度-11度~+12度以上の温度帯で快適に過ごす事ができます。レイヤー毎に洗濯が可能で、常に清潔に保てます。
7.コールマン キャンパーインフレーターマット Wセット II
項目 | 詳細 |
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商品名 | キャンパーインフレーターマット/WセットII |
ブランド | Coleman |
価格 | ¥11,719 税込 40%OFF |
機能 | – |
サイズ | 使用サイズ:約63×195×5(h)cm/1枚 |
素材 | ポリエステル ポリウレタンフォーム |
重量 | 約3.5kg |
商品説明
超快適!厚さ5cmでさらに快適な寝心地使い方が広がる2枚組みセット。
8.スノーピーク SSシングル
項目 | 詳細 |
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商品名 | SSシングル |
ブランド | snow peak |
価格 | ¥6,600 税込 |
機能 | – |
サイズ | 使用時サイズ:780×1960cm |
素材 | 表地/68Dポリエステル 裏地/68Dポリエステル 中綿/ポリエステル |
重量 | 1800g |
商品説明
スノーピークのSSシングルは、表地と裏地に68Dポリエステルを使用し、中綿にはポリエステルを採用。快適温度は13度、下限温度は5度です。
9.ロゴス ミニバンぴったり寝袋 (72600240) キャンプ シュラフ LOGOS
項目 | 詳細 |
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商品名 | ミニバンぴったり寝袋・-2(冬用) |
ブランド | LOGOS |
価格 | ¥12,640 税込 |
機能 | ミニバンの室内に合わせたミニバン専用寝袋 |
サイズ | 使用時/142×190×0cm 収納時/500×280×410mm |
素材 | 表生地/モイスポリ 裏生地/サーマブレスクロス |
重量 | 4460g |
商品説明
ミニバンの室内に合わせた特別な寝袋。敷物としても使用可能で、2つの寝袋として分離も可能。クッション型に収納できるカバー付きで、丸洗いも可能。
10.スナグパック ベースキャンプ スリープシステム (SP15704DO DT/OD) キャンプ シュラフ : デザートタン×オリーブ Snugpak
項目 | 詳細 |
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商品名 | ベースキャンプ スリープシステム : デザートタン×オリーブ |
ブランド | Snugpak |
価格 | ¥16,500 税込 |
機能 | 春から冬までオールシーズン対応のレイヤーシステム寝袋 |
サイズ | 使用時サイズ:W80×D220cm(外側)、W77×D180cm(内側) 収納時サイズ:W30×D50×H30cm |
素材 | 表生地:ポリエステル「Aqualight」 裏生地:インナー生地:ポリエステル「Supersoft」 中綿素材:シリコーン加工ポリエステル中空繊維「Isofibre」 |
重量 | 3100g |
商品説明
春から冬までのオールシーズン対応の寝袋。内側と外側の2つのシュラフがセットになっており、それぞれのシーズンに合わせて使い分けが可能。圧縮用のコンプレッションサックが付属しています。
キャンプ場で押さえておきたいポイント
快眠を追求する上で、キャンプ場は非常に重要な要素となります。自宅のベッドとは異なるアウトドアの環境での眠りは、適切な寝具の選択が成功のカギ。キャンプ場の地形や気温、湿度など、さまざまな条件が眠りの質に影響を与えます。
ここでは、どのようにキャンプ場を選ぶと快眠を得られるのか、そのポイントを詳しく解説していきます。
キャンプ場の選び方
キャンプ場の環境や設備、自然の条件などは、眠りの質に大きく影響を与えます。そこで、快適なキャンプ睡眠を実現するために、キャンプ場の選び方のポイントをご紹介します。
1. 地面の硬さや平坦性を確認する
不均一な地面や岩が多い場所は、体への負担が大きくなり、快適な眠りを妨げる可能性があります。そのため、事前に地面の硬さや平坦性をチェックしておきましょう。
2. 周囲の環境を確認する
木々に囲まれた場所や川の近くなど、自然の音が聞こえる場所はリラックス効果が期待できます。ただし、動物の鳴き声や虫の音が気になる方は、その点も考慮する必要があります。
3. 設備やサービスを確認する
トイレやシャワー、炊事場などの設備が整っているか、また、夜間の照明や防虫対策がされているかなど、快適に過ごすための要素を確認しましょう。
4. 季節や天気を考慮する
夏場は涼しい高原や山間部、冬場は暖かい地域など、季節に合わせたキャンプ場の選び方をすることで、より快適なキャンプライフを楽しむことができます。キャンプ場の選び方は、快適なキャンプ睡眠を実現するために重要なポイントです。ぜひ、これらのポイントを参考に、自分に合ったキャンプ場を見つけてみてください。
環境音や騒音の軽減方法
虫の音や風の音、遠くで鳴る動物の鳴き声など、自然の音は癒しをもたらす一方で、眠りを深くするのを邪魔することもあります。そこで、キャンプ場での環境音や騒音を軽減するための方法をご紹介します。
1. 耳栓を利用する
耳栓は、環境音や騒音を遮断するのに最も効果的な方法です。キャンプの必需品として、必ず用意しておきましょう。
2. テント位置を工夫する
風の通り道や川の近くなど、音が響きやすい場所は避けましょう。また、テント自体の材質や厚みも音の通りやすさに影響します。
3. キャンプ場のルールを確認する
キャンプ場によっては、夜間の静寂を求めるルールがある場合があります。事前に確認しておきましょう。
4. 自然の音を楽しむ心構えを持つ
環境音を「騒音」と捉えるのではなく、「自然との一体感」として受け入れることで、より深い眠りへと導かれるかもしれません。環境音や騒音を軽減することで、キャンプでの快適な睡眠を実現することができます。ぜひ、これらの方法を参考に、自分に合った対策を見つけてみてください。
体の疲れや寒さを和らげる方法
アウトドア活動は楽しい反面、体への負担も大きいもの。特に夜間の寒さは、快眠を妨げる大きな要因となります。そこで、アウトドア活動中の疲れや寒さを和らげる方法をご紹介します。
ストレッチやマッサージ
体の疲れを和らげるためには、適切なストレッチやマッサージが効果的です。キャンプの前後で軽いストレッチを行うことで、筋肉の緊張をほぐし、疲労回復を促進することができます。また、キャンプ場での適度な運動や散歩も、血行を良くし疲れを取るのに役立ちます。
暖房器具の使用、温かい飲み物を摂取する
寒さを和らげる方法としては、暖房器具の使用や、温かい飲み物を摂取することがおすすめです。特に、体の中から温めることで、体温の低下を防ぐことができます。また、寝袋や寝具の選び方も重要。適切な保温性を持つ寝具を選ぶことで、夜間の寒さから体を守ることができます。
服装
キャンプ場での服装も寒さ対策には欠かせません。重ね着をすることで、体温をキープし、寒さをシャットアウトすることができます。キャンプでの快眠を追求するためには、これらの方法を取り入れ、体の疲れや寒さをしっかりとケアすることが大切です。