この記事ではインフレータブルテントの特徴から選び方、おすすめ商品、そして利用シーンやメリット・デメリットまで詳しく解説していきます。
キャンプ初心者から上級者まで、より快適なアウトドアライフを求める方へのガイドとしてお役立てください。アウトドア・キャンプ初心者の方で「テントの種類を知りたい方」はこちらから記事をご覧いただけます。

この記事を編集した人 ヤマモト
『時代はアウトドア』と豪語して早4年。今年で36才。コロナ禍も明けてきて少しずつアウトドアの需要も増してきてなぜか気分も高揚。アウトドア系の紹介をしていますので以後お見知りおきを。
インフレータブルテント/エアテントとは

インフレータブルテントとは、空気を注入して設営する新しいタイプのテントです。従来のテントのように、ポールを組み立てる必要がなく、空気入れを使い数分で簡単に設営することができます。そのため、キャンプ初心者や女性でも気軽に設営できるのが魅力です。
キャンプやアウトドアの際に使用するテントにはさまざまな種類がありますが、近年注目されているのが「インフレータブルテント」です。「エアテント」とも呼ばれています。
従来のテントとは異なり、ポールを使わずに空気を注入して設営するこのテントは、その手軽さから多くのキャンプ愛好者に支持されています。
インフレータブルテント/エアテントの特徴
従来のテントとは異なるインフレータブルテントの魅力や特徴について詳しく解説していきます。
設営の簡単さ
インフレータブルテントの最大の特徴は、設営の手軽さにあります。従来のテントはポールを組み立てて固定する必要がありましたが、インフレータブルテントは専用のポンプで空気を注入するだけで完成します。

これにより、設営時間を大幅に短縮することができ、特に大型のテントを使用する際の手間を減らすことができます。また、風によるテントの揺れも少なく、安定した設営が可能です。

強度・耐久性
空気を利用して形状を保つため、一見すると強度が低そうに思えますが、実際には非常に高い強度と耐久性を持っています。

高品質な素材を使用して製造されたインフレータブルテントは、強風や雨などの悪条件下でもしっかりとした性能を発揮します。
コンパクトに収納可能

インフレータブルテントは、使用しない時の収納がコンパクトであることも特徴です。空気を抜けば平らになり、従来のテントよりも場所を取らずに収納することができます。
インフレータブルテント/エアテントのデメリット
インフレータブルテントは空気で形を保っているため、空気漏れが発生する可能性があります。そのため、空気を注入する際のポンプの持ち運びや、空気の注入量の調整が必要です。
また、インフレータブルテントは、従来のテントに比べて価格が高めです。これは、空気注入用のポンプや、空気漏れを防ぐための素材などのコストがかかるためです。
インフレータブルテント/エアテントの選び方
キャンプやアウトドアの際、テント選びは非常に重要なポイントです。このセクションでは、インフレータブルテントの選び方について詳しく解説していきます。
形状での選び方(ドーム型、2ルーム、トンネル型など)
インフレータブルテントには、ドーム型や2ルーム、トンネル型など、さまざまな形状があります。
種類 | 詳細 |
---|---|
ドーム型 | 安定性が高く、風に強い |
2ルーム | 寝室とリビングスペースが分かれており、ファミリーキャンプに最適 |
トンネル型 | 長方形の形状でスペースを有効に使える |

用途や好みに合わせて、適切な形状を選ぶことが大切です。
使用人数に合わせたサイズの選び方
インフレータブルテントにはソロ用、2人用、3人用、ファミリー用など、さまざまなサイズがあります。人数や用途に合わせて、適切なサイズを選ぶことが大切です。

しかし、余裕を持って選ぶことで、快適なキャンプライフを楽しむことができます。例えば、4人家族なら5~6人用のテントを選ぶと、荷物の収納スペースも確保しやすくなります。
耐水圧のチェックポイント
キャンプ中に雨が降ることも考えられるため、耐水圧は非常に重要なポイントです。
一般的に、耐水圧1,500mm以上のテントは雨の際も安心して使用できます。また、底面の耐水圧も高いものを選ぶと、地面からの湿気や雨水の浸入を防ぐことができます。
通気性と換気口の確認
夏のキャンプでは、テント内が蒸れやすくなるため、通気性は非常に重要です。

換気口が2ヶ所以上あるテントや、メッシュ素材を多く使用しているテントは、通気性が良いと言えます。また、換気口の位置や大きさもチェックポイントです。
重量と持ち運びのポイント
キャンプ場までのアクセスや移動手段によって、テントの重量や持ち運びのしやすさも考慮する必要があります。

車でのアクセスなら重量はあまり気にしなくても良いですが、徒歩や自転車での移動を考えるなら、軽量なテントを選ぶことをおすすめします。
人気メーカーとその特徴
インフレータブルテントを製造しているメーカーは多数存在します。ColemanやLOGOS、QUECHUAなど、各メーカーには独自の特徴や強みがあります。
メーカー | 特徴 |
---|---|
Coleman | デザインの豊富さ、高品質な素材使用 |
LOGOS | ファミリーキャンプ向けのラインナップ |
QUECHUA | コスパの良さ |
今回使用している画像はアルペンオンラインストアの『エアキャビン4』です!
インフレータブルテント/エアテントの利用シーン
インフレータブルテントは、その独特な構造と設営の簡単さから多くのキャンプ愛好者に支持されています。
しかし、このテントの真価は、さまざまなシーンでの利用によってさらに際立ちます。以下では、インフレータブルテントが特に活躍するシーンや、その際のポイントについて詳しく解説します。
ソロキャンプから大人数までの利用
インフレータブルテントは、ソロキャンプから大人数でのキャンプまで、幅広いシーンでの利用が可能です。特に、設営の手間が少ないため、一人でのキャンプでもストレスなくテントを立てることができます。

また、大型のインフレータブルテントを選べば、家族や友人とのグループキャンプでも十分なスペースを確保することができます。そのため、参加人数や目的に応じて、最適なサイズのインフレータブルテントを選ぶことがポイントです。
災害時の利用ポイント
災害時には、迅速なシェルターの確保が求められます。インフレータブルテントは、急な設営が必要な際にも、短時間での設置が可能です。

また、耐久性や防水性にも優れているため、雨や風の強い状況でも安心して利用することができます。災害時の利用を考慮する場合、コンパクトに収納できるモデルや、迅速に膨らませることができるポンプを選ぶことがおすすめです。
薪ストーブとの相性
インフレータブルテントは、熱に強い素材を使用しているものが多いため、薪ストーブとの相性も良好です。

ただし、火の取り扱いには十分な注意が必要です。特に、テント内でストーブを使用する際には、適切な位置に設置し、火の粉が飛び散らないように十分な換気を確保することが大切です。
まとめ
インフレータブルテントは、近年のアウトドアシーンでの注目度が増しています。その独特の設営方法や機能性は、多くのキャンパーたちに新しいキャンプ体験を提供します。
この記事では、インフレータブルテントの特徴や利点、そして選び方や利用シーンについてご紹介しました。これからエアテントを購入しようと考えている方、またはその特性に興味を持っている方の参考になればうれしいです!
今回一緒に紹介したテントの情報

項目 | 詳細 |
---|---|
商品名 | テントファクトリー エアキャビン4 AIR CABIN4 |
ブランド | TENT FACTORY |
価格 | ¥43,989 税込 |
機能 | 空気の力で簡単設営・撤収 ポンプ付き 耐水圧:フライシート/3000mm、フロア/5000mm 定員:3~4名 |
サイズ | 使用時サイズ:410(+80)×300×195cm 収納時サイズ:78×40×40cm |
素材 | 張り材:フライシート/ポリエステル190T インナーテント/通気性ポリエステル、フロア/ポリエステル 構造部材:TPUエアチューブ |
重量 | 17.0kg |
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